建築は、建て主の基本的与条件と敷地、予算等の条件を、うまく合致させるように、じっくり且つきめこまかく設計すれば、同じ工事費でも、大きな価値を生み出せると考えています。 納得できるまで、打ち合わせをして、設計すべきだと考えています。
まず、要望をお聞きし、敷地を見た上で、ご予算に合わせて提案をさせていただきます。 規模や条件によっては数回の打ち合わせが必要になります。図面のほかに模型も作製して見ていただいています。 また、現在のお住まいも見せていただくと、設計するうえで大変参考になります。事務所の今までの作品も見ていただきます。 設計は、建て主のご都合に合わせたやり方で進めていきますので、ご相談ください。 もし、提案が気に入らず、次のステップに進まない場合、提案料として一案につき10万円いただきます。
提案を見て、設計を進めても良いと思われたら、設計契約を結びます。 設計料は規模にもよりますが、一般の戸建住宅で設計がかかわる工事金10%〜12%です。 設計契約後、より詳しく打ち合わせをしていきます。 最初の案にはこだわらず、別の案も考えていきます。 決定案ができるまで、一般的に最低3ヶ月程度は、かかります。
決定案に沿って、確認申請図、見積もり図を作っていきます。この作業には、規模や設計内容にもよりますが、大急ぎでも2〜3ヶ月程度必要です。 現在、確認業務が法改正により複雑化し時間もかかりますので、時間的に余裕が必要です。 その間に、見積もりを取る工務店をいくつか選び、実際に施工した住宅を見せてもらいます。
見学して、信頼できると思う工務店、数社に見積もりを依頼します。 依頼して2〜3週間で見積もりが出てきます。細かくチェックして、工務店とも打ち合わせを重ねて、金額をつめていきます。
適正価格とおもわれる工務店と工事請負契約を結んでいただきます。私どもを、設計監理者として契約していただきます。
地鎮祭を行って工事に着工したら、基本的には、1週間ごとに工務店と現場打ち合わせをしながら工事を進めます。 できるだけ、建て主の方も現場に来て工事の進捗状況を見ていただき、設計時と現場のできつつある空間を見ながら、変更すべき事がないかチェックしていただきます。 変更することは、追加工事費がかかる事にもなるのですが、やはり実際の空間を見ながら決めることで満足感も多いと思われます。 ただ、最近は確認提出時から変更すると確認の出しなおしになってしまう事が考えられます。 時間と追加の設計料もかかる事になりますので、設計時に模型やパ−スにより実際の空間を予感していただきながら、設計をすすめるように心がけております。
工事完了後、設計者、建て主の検査を行い、工務店に最終代金を支払っていただいて、引渡しをいたします。
完成した後、工務店の1年ごとの定期点検に立会い、メンテナンスのご相談にものります。
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